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イギリスの空の下からのつぶやき

イギリスの空の下からのつぶやき
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 伯楽星は生きている
伯楽星は私が初めて恋した日本酒である。

こんな気持ちは初めてだと思う。。。<笑> 
だけど はじめて伯楽星を口にした時の感動は今も忘れない。
私がこんなふうに、日本酒の事を書くと、さぞかし、私がいろんなお酒に詳しくて、知識も深いと誤解を受けるかもしれない。
私は、日本酒の知識は乏しく、そして残念なことにたくさんの日本酒を飲んだことはない。それは、イギリスにいるという日本酒からかけ離れた場所に暮らしているということが大きな原因でもあるし、日本に暮らしていたときも、いうなれば、お酒を飲み始めた年齢がほかの人に比べて遅かったというのもある。
<こんな大きな年齢?おばさん!になっても、未だかつて、タバコだって吸ったこともないのだから<笑> >


      冬のまだ雪に覆われた伯楽星の蔵
                      写真提供 杜氏の新澤さん

                        新澤さんが作る伯楽星
                      写真提供 杜氏の新澤さん


               新澤さんのもとから生まれた大切な伯楽星
                            Photo by Jumi



私は、伯楽星の味が好きだし、
伯楽星がおいしいと、
このブログで何度かつぶやいたことがある。


でも、まさか、
それを見て、
この伯楽星を作っている杜氏の新澤さんから、
書き込みがあるとは夢にも思わなかった。


だから、新澤さんからの書き込みがあったときは、
本当にびっくりした。


伯楽星は一番私の好きなお酒であるけれど
実は、どんなところで作られ、
どんなふうにこのお酒が生まれてきたかなんていうことは、
ちっとも知らなかった。
その後、私なりに調べてみたところ、
伯楽星が20代の若い杜氏が生み出した、
全身全霊をかけて作った
お酒だということを知ったのだ。



マジで、、、
ぶったまげてしまった。。。。


と、、同時に



私は、
その伯楽星の生い立ち!を知ると、
ますます伯楽星のファンになってしまった。




その後、
新澤さんと何度かメールのやり取りをさせていただいた。



そして
私は、
伯楽星を作っている蔵に
行かせてもらうことになったのだ。



それぞれの忙しい時間をやっとのことで調整して
その時間をもたせていただいたことを、
本当に感謝している。



人生、
いろんな出会いとか
何かに
ぐ〜〜んと
感銘を受けさせてもらえることが、
何年かに一度はめぐり合えると思う。。。。。



私にとって、
伯楽星との出会いも、
まさしくそうである。。。



もし私が今、小さな子供だったら、
きっと、
私も将来は、
日本酒を造ってみたいと
思うかもしれない。



新澤さんの日本酒にかける熱い思いをきいたときに
そう思ってしまった。
それくらい新澤さんの
日本酒一直線!の
お気持ちはすごい!
ここまで、
一つの事に
わき目も振らずに集中できる
集中力もすごい!
夢は実現する。



そして何よりも
日本酒を愛していらっしゃる。



真面目で
穏やかで
優しく
厳しく
努力家で
まるで爽やかな
日本酒のような方だ。




今回は、蔵に行ったときの事を書く前に
伯楽星についてわかる範囲で書けたらと思う。
私は、不定期ながらも、
これからも伯楽星の事を書いていけたらいいなっと思っている。




又、、私が日本に行った時だけしか味わえないが、
私が美味しいと思ったりした他の日本酒の事もちょっぴり書いていきたい。
そういえば、日本にいるときに、
お友達夫婦から
すっごい美味しいにごり酒をプレゼントされた。
<私にごり酒も大好きです>
さすがにしょって帰ってこれなかったので、
イギリスに戻る直前に、
飲み干してきました!
美味しかったぁ。。 
勿論、二日酔いにはなりませんでした。<笑>



日本酒は
私の好きな音楽やバレエと、
関連が薄いと思われるかもしれないけれど、



私にとって、
日本酒は
とっても芸術的で、
神秘的で
穏やかで
優しく、
厳しく
そして何よりも幸せな気持ちにさせてくれて
とっても神様に近い飲み物<こういう単純な言葉遣いはつかいたくないけれど>
だと感じるのだ。



そして自分の身体にしっくりと溶け込んで、
ぐっすり眠れて
翌朝目覚めがいい!
元気を与えてくれる!
幸せで
穏やかな気持ちにさせてくれる!
だから大好きなのだ。





私の好きなお酒、
伯楽星が生まれたのは
仙台近郊の宮城県志田郡にある新澤醸造店というところだ。



新澤醸造店の創業は古く明治6年だそうで、戦時中には、特攻隊の兵士が出陣前に飲むお酒を作っていた事もあるそうで、当時はかなりの生産量であったそうだ。



時は移り変わり、その栄華の面影は、その広大な敷地に
日本酒の蔵に相応しい日本家屋の美しさと上品さを最大限に生かされた
その建物をみれば、充分、思いをはせることができると思う。




実は数年前までは、新澤醸造店は、経営危機に直面していた。
倒産寸前にまで追い込まれていたのだ。




酒造りをやめようと蔵を閉めようと思っていた父親を説得して何とか、この蔵を生き返らせたいと動き出したのが、息子の新澤さんだ。
そして自らが杜氏になり、酒造りに励むのである。
後には引けない。。。。
大切な蔵を守らなければ、、、、、
納得のいく酒を作らねば、、、、、、、、
新澤さんは歯を食いしばった。



この酒造りに励むのである、、、、、、という
一言で言ってしまえば、簡単なことのようにきこえてしまうかもしれないが、
それは、相当に大変なことであったそうだ。



新澤さんは利酒師よりももっと難関で難しい利酒名人の称号をもち、
その他数々の利き酒大会で最年少で優勝するほど正確な味覚をもっている。
そして東京農大醸造学科博士号を取得している。
すごい!



勉強をつみながら、
納得する酒造りを目指し、
奮闘努力するものの、
途中、無理がたたり、
身体を壊すこともあったが、
でも、新澤さんは負けなかった。


新澤さんは、
自分の信念を貫き通す。
納得のいく日本酒を造るために。


やがて、
新澤さんが杜氏となって指揮をとった事によって蔵は大きな変貌を遂げていくのだ。



そして当時まだ20代だった新澤さんの手によって




伯楽星はこの世に生れた。




伯楽星は、
新澤さんという
若き天才的杜氏の父のもと、
産声をあげたのだ。



蔵は不死鳥のように蘇る!



それまで、普通酒が主体の造りだった新澤さんの蔵は
現在は全生産量の内、なんと約9割が純米という構成の純米メインの蔵元となり、
従来からの銘柄である「愛宕の松」の酒質の向上もはかった。



そして、
2002年に立上げられた
特約店限定!の新銘柄の
伯楽星は、
彗星のごとく、
全国の日本酒ファンから、
注目を集めるようになった。



手にいれたいけど、
なかなか
手に入らない、、、、、



そんな伯楽星は
ますます
心のとりこにする。



20代の天才杜氏が作り上げた、
魂の酒が、
伯楽星なのだ。




以下、、、
新澤さんから頂いたメールより抜粋。。。。。




「小学校の頃からすでに蔵が大変になっており、
 年商の4倍の負債がありました。
 銀行評価が0点だったのを銀行の担当者に見せられたのを
 深く覚えています。
 当然の事ながら
 小学校の積立預金から何から運転資金にまわして
 いました。
 大学も新聞配達と塾講師で学費から何から支払っていました。
 途中無理がたたって、身体を壊しながらも、
 酒づくりを続けました。
 簡単に受け入れてもらえるわけもなく、
 むちゃくちゃな数年を過ごしました(笑)
 唯一恵まれていたのは、
 品質のみで判断してくれた周りの環境でした。
 あれから10年弱たったのでまぁいいかな・・・笑


 当時の酒質は宮城県で
 下から2番目の成績でした。
 まだまだどうしようもない蔵ですが、
 今、結婚もできて、
 蔵の設備投資もちょっぴりできて、
 宮城県沖地震に怯えながら楽しく苦労しています。」






私は大好きな伯楽星が
こんな大変な環境の中から生まれおちたことを
ちっとも知らなかった。


でも
そんなすごいお酒を
素直にとっても美味しいと感じた
素人の自分の舌と、
又、
伯楽星との出会いにもなった、
伯楽星のおいてある
お店に
記憶を頼りに連れて行ってくれた
友達にも感謝したい。




こんな遠くに離れていても
これからも私は、
伯楽星のファンである。
イギリスの空の下から
応援したい。




忘れられない言葉がある。



蔵に訪問したとき、
成長過程をしめすように、
生まれた時期の違う
伯楽星の一升瓶が
私たちに
利き酒をしてもらうように
きちんと綺麗に整列している前で、
新澤さんは言ったのだ。



「この子達は、
 子供と一緒で、
 日々、
 変化し、
 日々
 成長している、



 だからこそ
 きちんと育てないといけないと思う。



 子供と一緒なんですよ。」




心を打たれた。




伯楽星は生きているのだ。
新澤さんという父のもとに。



|  ^Δ靴日本酒。。伯楽星は生きている | comments(2) | - |
宮城のど田舎で伯楽星を販売しております酒屋です。
【STILE】拝見しました。
ジョルジオ・アルマーニやジャン・レノ
日大フェニクスの天才QB松岡さん
福沢諭吉の曾孫の福沢幸雄さんと同じ
雑誌に掲載されるなんて 自分のことのよに
嬉しいです。
それに記事を読むと新澤専務の情熱と優しさが
伝わってきて 感激しました。
| 田んぼの中の地酒屋 | 2006/07/17 12:53 PM |
田んぼの中の地酒やさん!
わあ〜〜なんて素敵な名称なんでしょうね。
こういう名称とか、ど田舎に、私弱いんです。

ブログも見させていただきました。ちょっとはまってしまって<笑>えっと、又あとでお邪魔させてくださいね。
真夜中の伯楽星の蔵なんてもうたまりません、私には。
とっても羨ましいです。生まれてくるための伯楽星は真夜中どんな感じなのでしょうか?
想像するだけでドキドキわくわくしてきてしまいます<笑>
はい、STILE は、本当に素敵でおしゃれな雑誌ですよね。
すっごく新澤さんと伯楽星の事がすべて、現実なんですけど、
とっても物語のように迫力をもって伝わってきますよね。
私も大好きです。
いつか、田んぼの中まで伯楽星を買いに行かせて頂きますね。
宮城のお酒大好きなんです。
よろしくお願いします。(*^_^*)
| Jumi | 2006/07/18 6:26 AM |